私たちの取り組み

取り組み(1):作家育成システム「マスタークラス」

世界各国に「手塚治虫」のようなスター作家を生み出す事をめざし、マンガ産業の発展に寄与していきます

「サイレントマンガオーディション」では上位受賞者に「マスター」の称号を授与し、弊社の漫画編集者スタッフによるマンガづくりのサポートから日本国内から仕事の発注などを行っています。マスタークラスに認定されたクリエイターたちを年に1回日本に招待し、マスタークラス称号授与式とともに日本の漫画家や編集者による講義、交流会なども行っています。

単に日本のマンガを翻訳して世界で売るという考えから脱却し、世界各国でスター作家を育成する事で現地の出版社などと連携しサポートしていきながらマンガが産業として世界に広がっていく事をめざしています。

マスタークラス
マスタークラス
マスタークラス

取り組み(2):漫画を通じた地域活性化

サイレントマンガオーディションでは、定期ラウンドと別に地域イベントと連動した特別ラウンドを不定期に開催。
漫画を通した地域活性化にも取り組んでいます。

2016年「ふくしまサクラモリ x サイレントマンガオーディション」の開催

2016年にサイレントマンガオーディションは福島県や「ふくしまサクラモリプロジェクト」とともに、“恩返し”と“笑顔”の言葉、そして“桜”をテーマにしてサイレントマンガを募集しました。

その結果、予想を大きく上回る世界48の国と地域から216作品もの応募があり、2016年4月にチリ、ブラジル、アルゼンチン、イタリア、インドネシアからグランプリを含む上位受賞者を福島に招待。福島県猪苗代町にて130名の小学生たちと交流イベントを開催しました。

応募作品を収めた小冊子を子供たちに配布しただけでなく、桜の植樹や応募作品をアニメにした映像(モーションコミックス)の上映、子供たちと受賞者と共同で巨大キャンパスに「大きな桜の木」を描くなどの交流イベントは成功を収め、地元マスコミやNHKなどに大きく報道されました。

ふくしまサクラモリプロジェクト

2017年「熊本国際漫画祭 〜 世界で一番笑顔が集まる日 〜」の開催

2017年4月、サイレントマンガオーディションは熊本県や地元企業・大学と協同で復興支援イベント「熊本国際漫画祭」を開催しました。

地震の傷跡がいまだ残る熊本を応援するため“笑顔”と“熊本の風景”をテーマに世界に広く募集したところ、2ヶ月間の応募期間で39の国と地域から209のサイレントマンガと59の国と地域から551のイラストが集まりました。

また熊本のために有名クリエイターたちが結集し制作したサイレントマンガを原作にした実写ショートムービーの上映などを催し、2日間で予想を上回る4200人もの来場者を記録しました。この模様は地元の新聞やテレビだけでなく全国キー局にも報道され、熊本県からも毎年開催するイベントとして継続していくことを要請され、2018年に第2回の開催が決定しております。

熊本国際漫画祭

取り組み(3):2020年東京オリンピックへの取り組み

国境や言葉を越えた共通語”マンガを “アニメや実写という映像メディア”にも発展させ “日本の人々と世界の人々の想いをつなげる”事が可能です。

現在、サイレントマンガオーディションは通常ラウンド 第8回でテーマを「フェアプレイ」、 そして第9回のテーマをオリンピック・パラリンピックの精神 「フェアプレイ」「チームワーク」「リスペクト」にして 世界中から作品を募集中です。2020年に開催される 東京オリンピック・パラリンピックに向け、 スポーツ、そして日常の中にもあるオリンピック・パラリンピックの精神をテーマにしたサイレントマンガをできるだけ多く集め、 さまざまな映像コンテンツにして世界に発信したいと考えています。

スポーツだけなく、マンガという文化でも 言葉や国境を越えて理解しあい、 世界をポジティブな想いでつなげていきたい! サイレントマンガオーディションはそれが可能であると考えます。

しかし私どもだけでは実現は難しい事も事実です。 もし皆様からこのサイレントマンガオーディションの趣旨にご賛同いただけ、 ご指導とご協力をいただけましたら幸いでございます。 何卒よろしくお願い申し上げます。